納豆嫌いの人が納豆菌を摂取する3つの方法!菌活管理栄養士が監修!

納豆の画像

納豆が苦手な方へ管理栄養士がアドバイス! 納豆嫌いの人が納豆菌を摂取する方法

スーパーでも安くて手軽に手に入る納豆菌。
私は「納豆」と聞くと、大学時代に栄養学の教授が「納豆は世界で最も栄養価の高い食材だと思う」と豪語していたことを思い出します。

あくまで個人の見解にはなりますが、そのくらい納豆は健康に良い食べ物ということですね。
しかし、健康に良いとわかっていても独特の味と食感が苦手な方も多いと思います。

そのような方が、納豆の良い成分を摂取するためにはどうすれば良いでしょうか?
今回は、納豆菌に関して納豆嫌いな方も摂取できる方法をご紹介します。

※当記事は管理栄養士の小島美香が執筆させていただきます。

Contents

納豆と納豆菌

まず、納豆に含まれる納豆菌とはどのようなものでしょうか。

簡単に言うと、稲わらや枯れ草にくっついている枯草菌の一種です。
煮た大豆にこの納豆菌をかけると、納豆菌は増えて大豆は発酵し、大豆が納豆にかわります。

納豆菌といっても一種類ではなく非常に多くの種類があり、種類によって様々な異なる性質を持つと言われています。
納豆菌によって納豆のネバネバ具合や匂い、味、栄養価が違ってきます。

各メーカーがまだ発見されていない納豆菌の探索に取り組んでいて、さらに美味しくなったり、においやネバネバが少ない納豆が開発されることもそう遠くないかもしれません。

納豆パックの画像

また、味だけでなく、健康機能のより高い菌の発見も期待されています。
いずれにせよ、これからは今以上に納豆商品のバリエーションが増えたり、健康効果が高まったりと消費者にとっては選択の幅が広がり嬉しい限りですね。

納豆菌を摂取する方法

納豆嫌いの人が納豆菌を摂取する方法 管理栄養士の菌活アドバイスのポイントをまとめたイメージ画像

では、そんな納豆菌を摂取するためにはどのような方法があるのでしょうか。

まずひとつは、当たり前ですが納豆を食べることです。
そしてもうひとつが、サプリメント(納豆菌サプリの腸活の素)や健康食品で納豆菌を取り入れることです。

口から取り入れるこのふたつの方法が、主に納豆菌を摂取する方法といえます。
でもあの匂いやネバネバが苦手・・・と言う方のために、「どのような部分が苦手か」と言う観点から、納豆菌を取り入れる方法をご紹介しますね。

納豆菌オススメ摂取法①ネバネバが苦手

納豆独特のネバネバ。
このネバネバの正体は、身体にとても良い働きをするムチンポリグルタミン酸という成分です。

納豆のねばねばのイメージ画像

ムチンは山芋などにも含まれている多糖体で、鼻やのどの粘膜を作る主成分として、ウイルスや細菌から身体を守ってくれる働きをします。
また、ポリグルタミン酸はアミノ酸の一種で、美肌効果があるといわれています。

しかし良い成分とは言え、このネバネバが嫌という方も少なくないと思います。
そのような方は、納豆単体で食べずに、加熱調理して違う食材と組み合わせて食べて見たらいかがでしょうか。

女性が加熱調理している画像

納豆は加熱すると粘りが少なくなります。
そして、納豆菌は熱に強いので加熱調理しても摂取することができます。

ただし、先ほど申し上げたムチンなどは熱に弱く70度以上になると効力が失われると言われているので要注意です。
いずれにせよ大豆のたんぱく質やイソフラボンもとり入れることができるので、ネバネバが苦手な人は加熱調理をオススメします。

具体的には納豆チャーハン納豆チーズチヂミ納豆入りのお好み焼き納豆オムレツなど小麦粉や卵と相性が良いので、ぜひ試してくださいね。

また、市販で売られている粉末納豆やドライ納豆もおすすめです。
原材料が大豆と納豆菌のみの商品も多く、安全ですし、何より手軽に色々な料理に加えることができるのが良いですね。

サラダに少しふりかけたり、お味噌汁に入れたり、そのまま食べたりと調理の手間もなく簡単ですし、冷蔵保管すれば賞味期限二年という商品もあります。
ネバネバだけが嫌な方なら、こちらの方法もとてもおすすめです。

納豆菌オススメ摂取法②匂いが苦手

ネバネバが苦手なら加熱調理をオススメしますが、この方法だと部屋中ににおいが広がるというデメリットがあります。
匂いが苦手という方には、ぜひ、発酵食品と一緒にとることをオススメします。

納豆の独特な匂いはアンモニア臭といわれています。
このアンモニア臭を抑えるには、乳酸発酵したものと混ぜて中和すれば軽減されます。

具体的には「キムチ」「漬物」が納豆との調理には使いやすいかなと思います。

乳酸菌も入っているキムチの画像

「野沢菜とキムチを混ぜて20分おくとにおいが軽減される」「たくあんやキムチと納豆を和えるとにおいが少なくなって美味しい」との声がインターネット上に挙げられておりなかなかの高評価です。

また、個人的には納豆にごま油を少し混ぜると、ごま油のにおいが勝ってまろやかな味になる気がします。
ぜひお試しください!

納豆菌オススメ摂取法③味が苦手

最後に「納豆のあの味が苦手!」という方には、納豆菌配合のサプリメントをお勧めします。
インターネットで検索するだけでも、たくさんの納豆サプリがありますね。
オススメは栄養分析の観点から腸活の素ですね!

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カプセルタイプなら味もにおいも全くしませんし、1日の目安量をとれば良いだけですので楽チンです。
納豆菌はもちろんナットウキナーゼや、様々な身体に良い成分が配合されているものも多くありますので、選ぶのも楽しいですね。

納豆嫌いの人が納豆菌を摂取する方法 まとめ

いかがでしたでしょうか?
納豆が身体に良いこととわかっていても、やはり苦手なものは食べたくないですよね。

でも、工夫ひとつで摂取できる方法はありますし、自分が苦手な部分だけ取り除けば案外とりいれやすかったりするので、ぜひ参考にしてくださいね。

納豆嫌いの人が納豆菌を摂取する方法の監修者情報

管理栄養士、小島美香先生の画像

管理栄養士、食品表示検定中級の資格を所有しています。
大学卒業後、給食委託会社に入社し病院・老人保健施設などで支配人に就任しました。
献立作成や現場調理、従業員の労務管理や人事管理、事業所の運営などに従事しました。
その後転職し、外食系のメニュー開発、サプリメントや健康食品の研究開発職、食品表示の作成等様々な経験をし、出産を機に退職しました。

その中でも特にサプリメントの開発は得意分野です。
サプリメントは、食事だけでは難しい成分を配合する事で、その相乗効果によりからだの内側からキレイにしていく事ができる素晴らしいものだと思っています。
自分自身、食や美容に興味はありましたが、仕事を通じてさらに美容成分などを多く知る事ができましたので、それをみなさまに発信していけたらなと思います。

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